『まんがタイムきららミラク』クロスレビュー企画開催のお知らせ

4コマ漫画レビューブログ素晴らしき日々の八戸さんが、新創刊雑誌『まんがタイムきららミラク』のクロスレビュー企画を開催されるとの事です。
[告知]「まんがタイムきららミラク」クロスレビュー企画「Manga Time Kirara Miracle Cross Review!〜Come with Me!!〜」開催のお知らせ


さて、その『まんがタイムきららミラク』(略称:ミラク?)とは、一体どういう雑誌なのでしょうか?
コミックナタリーの以下の紹介記事より、雑誌の特徴について触れた部分を抜粋してみました。
高ビジュアルな新増刊「まんがタイムきららミラク」誕生

まんがタイムきららミラク」のキャッチフレーズは「もっと自由に4コマを」。誰も思いつかないような多様な世界観や独創的なヒロインなど、マンガとしての可能性を追求した作品を集める。また「女の子の可愛さ」にこだわり、ビジュアル性の高い誌面を目指すという。
この段落から確かに分かるのは、「4コマ誌である」という事だけではないでしょうか?
2つ目の文章は具体性に欠けて残念なプレゼン感が漂う上、最後の文章の「ビジュアル性」も一般的に馴染み深い言葉ではないと思います。


冒頭の八戸さんによる告知更新でも、以下のように書かれています。
掲載される作品が「漫画を書いた経験のないイラストレーター(にも満たない絵師?)を中心に構成する。」「新たなきららレーベル」の一つということで挑戦的かつ大胆な企画です。
このイラストレーター・絵師に関しても、一切の情報が伏せられており、完全に未知数です。
八戸さんが仰る「挑戦的かつ大胆」というお言葉、尤もでしょう。


これらの事情により、4コマ誌入門としての『ミラク』はお薦め出来ないと言うのが個人的な意見です。
一見すると全て同じに見えるかもしれない4コマ誌は、私がよく知る10誌弱だけでも、それぞれの色を持っています。
現在のきらら系4コマ誌(きらら,MAX,キャラット)の3誌に関しても、読んで行くと雰囲気が異なります。
すると、現時点で『ミラク』は執筆陣も雑誌のカラーも分からず、初めて読む4コマ誌としてはギャンブル性が高すぎると思うのです。


しかし、未知が満ちている新創刊というお祭り的出来事に乗ってみるならば、試しの購読は十分にオススメ出来ます!
冒頭のクロスレビュー企画で、八戸さんは以下のように語っています。
これがどのような結果を生むかは分かりませんが、間違いなく今後なにかしらで語られるようなお祭りです。お祭りならば語って記憶に残したい!というのが私の精神です。
ラクが面白いかは分かんないですけど、コンセプトは間違いなく面白いです。その勢いだけのレビュー企画です。いい感じ無邪気に進め!
この辺りの心意気に賛成して、僭越ながら拙ブログも参加出来ればと考えております。
初めての4コマ誌としてのオススメは出来ませんが、お祭り上等というブログ/サイト持ちの方は、購読と併せて上記企画への参加を検討して下されば幸いです。
私達と一緒に、新たに生まれ来る奇跡(ミラク)のお祭りを、盛り上げ堪能しましょう!Come with us!!