今までの『楽園』コミックスを調べて、この先の『楽園』コミックスを予想してみる。その2 - 楽園 Le Paradis

楽園｜白泉社
白泉社『楽園 Le Paradis [ルパラディ]』第3号6/30発売！
予定は未定じゃなかった！！（挨拶）
記事タイトルにその2とある通り、前回の更新：[漫画][楽園][シギサワカヤ][売野機子][竹宮ジン] 今までの『楽園』コミックスを調べて、この先の『楽園』コミックスを予想してみる。その1に続く第2弾。
今回は、『楽園』コミックス第4弾＆第5弾の水谷フーカ，日坂水柯，二宮ひかるの3人を調べてみた。^※1

【4, 水谷フーカ】
水谷フーカは、『楽園 Le Paradis』第2号から執筆に参戦。
7/31には『楽園』コミックス第4弾として「GAME OVER」の発売が決定している。
その表題作「GAME OVER」、甘酸っぱさとニヤニヤ度がとんでもなく、読了後は笑顔の花が咲く事間違いなし！！
そして、ヒロインの朱美嬢の破壊力と来たら…ッ！！！
男子中学生を経験して、大学生・社会人となった人なら高確率で心を射ぬかれるはず。
~~自分の中学時代を思い出してガッカリするのもご愛嬌…ｗ~~

心の声はまたの機会にして、表題作「GAME OVER」のページ数は以下の通り。

「GAME OVER」24P（『楽園 Le Paradis』第2号）
「GAME OVER」16P（WEB楽園増刊第2号）
「GAME OVER」10P（WEB楽園増刊第2号）
「GAME OVER」20P（WEB楽園増刊第2号）

既に掲載された合計ページ数は70P。
以前の当ブログ更新で触れた通り、そこに「GAME OVER」描き下ろし24Pと未発表作品2本も収録との事。

まず、既に発売が告知されているので当然の事ながら、単行本発売を揺ぎ無いと思えるページ数。
すると、次の疑問として、どこまで7月の単行本に収録されるのか？
未発表作品2本のページ数によっては、その2本と「GAME OVER」シリーズ（完結）で単行本1冊になりそう。^※2
ただ、その未発表作品2本＝短編だった場合、以下の『楽園 Le Paradis』第3号＆WEB楽園増刊第3号の掲載作品も収録される可能性アリ。

「14歳の恋」24P（『楽園 Le Paradis』第3号）
「？？？」（WEB楽園増刊第3号）

答えは7/31 or 続報が発表されれば自然と分かるので、待てば問題なし。
尚、今回の「GAME OVER」で水谷フーカに興味を持った方は、『まんがタイムファミリー』毎月連載中＆『まんがホーム』隔月連載中^※3の「うのはな3姉妹」も是非是非！
既に何度かオススメしている「うのはな3姉妹」は、タイトル通り“3姉妹”をテーマに据えた4コマ漫画。
「GAME OVER」と似た色＆また違った色を持つ水谷フーカが見られるヨ！

【参考感想】
芳文社『まんがホーム』2010年4月号-7月号（from よつぎりポテト）

【5, 日坂水柯】
次に、『楽園 Le Paradis』第1号から「すきなひと」を連載中の日坂水柯。
二宮ひかると共に、8/31に『楽園』コミックス第5弾として「すきなひと」の第1巻が発売決定。
当ブログの以前の更新で書いた通り、この第1巻＝『楽園』コミックスは必ずしも短編集ではない＆コミックス2冊以上の量の連載作品アリという事実が、この連続企画のキッカケになっている。

その表題作「すきなひと」は、まだまだ物語が動き始めたばかり。
今後、城田・鏡子と亜純（鏡子の妹）・？？？の二組の物語が同時進行で絡み合っていく予感？
それぞれの組み合わせで男女の恋愛 with バツイチと女性同士の恋愛（？）という対比や小規模な群像劇化への期待が持てる。

単行本第1巻に収録されると予想される連載＆掲載作品は、以下の通り。

「すきなひと」32P（『楽園 Le Paradis』第1号）
「？？？」（WEB楽園増刊第1号）
「すきなひと」28P（『楽園 Le Paradis』第2号）
「よそゆき」6P（WEB楽園増刊第2号）
「すきなひと」27P（『楽園 Le Paradis』第3号）
「？？？」（WEB楽園増刊第3号）

『楽園 Le Paradis』関係で、合計93P以上。
加えて、当ブログの以前の更新で取り上げた通り、商業誌・同人誌より未収録作品4本^※4＆描きおろしも収録されるとの事。

水谷フーカ同様、日坂水柯も単行本発売は安泰な既存ページ数＆収録予告。
もしかすると、WEB楽園増刊第2号での「GAME OVER」のように、WEB楽園増刊第3号で日坂水柯の複数掲載もあるかも？

【6, 二宮ひかる】
最後に、日坂水柯と共に、『楽園』コミックス第5弾：「アイであそぶ。二宮ひかる作品集」が発売決定の二宮ひかる。
今回の『楽園』コミックスでは、唯一の短編集となっている。
個人的に、『楽園 Le Paradis』の二宮ひかるはアッパーな印象を受けているので、アッパー寄りの短編集になるかな？^※5

まず、『楽園 Le Paradis』掲載済み＆予定の作品は、以下の通り。
「…ごっこ」24P（『楽園 Le Paradis』第1号）
「？？？」（WEB楽園増刊第1号）
「オンリーワン」34P（『楽園 Le Paradis』第2号）
「暴走キッス」9P（WEB楽園増刊第2号）
「ワンステップ」5P（WEB楽園増刊第2号）
「白昼夜夢」22P（『楽園 Le Paradis』第3号）
「？？？」（WEB楽園増刊第3号）
合計94P以上。
ここに描き下ろし作品や未収録/未発表作品が、併せて収録されると考えられるが、一つ疑問が浮上してくる。
それらの作品と『楽園 Le Paradis』掲載作品の収録バランスはどうなるのか？

当ブログの以前の更新で触れた公式情報によると、今回のコミックスでは描き下ろし含め10本収録となっている。
つまり、今までの『楽園 Le Paradis』掲載作品を全て収録すると、それ以外の作品は2, 3本しか収録されない可能性アリ。
コミックス1冊の平均ページ数を考えると、どういうバランスで構成するのかなと気になっている。

そうは言っても、二宮ひかるも、プラスアルファを考えると問題のないページ数。
コミックスを開いた時にどの作品に出会えるのか楽しみとも言える訳で、楽しみに待つとしマス・ω・

※1, 前回同様、ページ数からの予想なのである程度のストックが溜まるまで刊行ナシや二冊同時刊行といった特殊な場合には対応できない、極々シンプルな予想だす。
※2, 再び、以前の当ブログ更新を見る限り、その可能性が高そう。
※3, 上記の通り、『まんがホーム』では隔月連載なので、今月ではなく来月2日発売の8月号に掲載。更に、昨日17日発売の『まんがタイムファミリー』7月号では、巻頭カラー掲載！！
※4, 同人誌未収録作品の1本は「ホノカニカヲル」（2008年8月発行）かなぁと思いつつ、あの作品は続編があると書かれていた（＆続編は出ていないよね？）なので、まだ機ではないくわぁ？
※5, ちなみに、一つ前の単行本＆連載作品「シュガーはお年頃」はダウナー寄りかなぁと思う。