病弱な漫画好き推薦:ライトノベルを読みやすい環境・勧めやすい相手とは?

突然ながら、一ヶ月でライトノベルラノベ●1を何冊読みますか?
自分は漫画なら雑誌・単行本共に直ぐには数え切れない程読んでおりますが、
ラノベとなると月0冊も全く珍しくありません。


そんな自分ですが、つい最近マリア様がみてる』を(ほぼ)全巻読破しました。●2
ついでに、姉弟シリーズの『お釈迦様もみてる』も途中まで読み終えました。
マリア様がみてる (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫) お釈迦様もみてる 紅か白か (お釈迦様もみてるシリーズ) (コバルト文庫)
マリア様がみてる』は36巻ちょっと分、『お釈迦様もみてる』は2巻分、合計38冊以上!


何故に今更「マリみて」なのか?
経験豊富な諸兄においては、そんな疑問が第一かと思います。
が、その前に一ヶ月でラノベを全く読まない自分に何が起こったのか?
その答え=体験談から、今回は
ライトノベルを読みやすい環境
ライトノベルを勧めやすい相手
を考えてみたいと思います。


ではまず、「その答え=体験談」を。
端的に言えば、ぶっ倒れて救急車で運ばれ、極々軽目の入院・(極力)自宅療養を半月程しておりました。
原因は過労と栄養失調(ものが食べられなくなった)と思われるのですが、それはさておき。


入院や自宅療養中の大きな、大きな問題こそ、「暇」でした。


「お前は何を言っているんだ?」というツッコミはどうぞお待ちを。
自分の場合、幸い命に別状はなく、入院や自宅療養中は意識もしっかりしていました。
そのため、ただ寝ているだけでは時間が余って余って仕方がない。休む・寝るにも限度があります。


そうすると、趣味、つまり忙殺されていた1, 2ヶ月で読めていなかった漫画を読もうと思う訳です。
しかし、再び大きな問題が。そう、漫画は雑誌・単行本共に直ぐに読み終わってしまうのですよ。
かと言って、病室や帰省した実家に運べる漫画の量にはモチロン限界がある
いつもは有難いはずのタイム・パフォーマンス(?)の良さが、療養中には仇になってしまうのでした。


そこで救いの一手がラノベだった訳です。
ラノベなら(普段読み慣れていない事情も相俟って)一冊読むのにそれなりの時間が掛かります。
けれど、作品には依ると思いますが「マリみて」や「釈迦みて」はサクッと読めて頭への負担が少ない。
それでいてカップリングや各キャラクターの魅力は、読めば読む程増していく。
つまり、気軽に楽しめる&悶えられる、適切な時間を要する娯楽になってくれました。


以上の事から、病弱キャラの自分としては
ライトノベルを読みやすい環境→病院・自宅(療養の場合)
ライトノベルを勧めやすい相手→入院患者・自宅療養患者
ではないか、と思ったのでした。
この個人的見解の良い所として、普段はラノベを読まない漫画派にも有効なのでは、という点も挙げられるかなと。●3


知人や友人に自分の好きな作品を薦めるハードルは、多くの方が経験されているかと思います。
そのハードルは、一見似たような趣味でもメインとする分野が違う●4と、より高くなるもの。
そこで自分のオススメが、お見舞いの差し入れ・相手にとって適切な娯楽の両方として機能するのなら、まさに良い事尽くし。


という訳で、入院されているご友人をお持ちの皆様、オススメのラノベを勧めてみるのは如何でしょう?
また、入院されている皆様、ご友人にラノベのオススメを聞いて買ってきてもらうのはどうでしょう?
既に百万回言われていそうな気もしますが、「病弱な漫画好きからの、ラノベ読書のススメ」の経験者として一筆認めてみました。



最後に余談を2つ。

マリみて」をとうの昔に読まれた諸兄的には、ヒジョーに重要な事らしいので書いておきます。
当方、白薔薇(特に、志摩子乃梨子)派です。
友人の皆様におかれましては、是非ともオススメの「マリみて」同人誌を読ませて頂けると幸いです。●5
うおォン 俺は今更まるで「マリみて」火力発電所だ! どうぞ宜しくお願い致します。

そんな自分が現在読んでいる数少ないラノベ冴えない彼女の育てかた』で、最新巻が本日発売
冴えない彼女の育てかた (富士見ファンタジア文庫) 冴えない彼女の育てかた 2 (富士見ファンタジア文庫)
先輩が表紙というあたり、来ましたよ! 俺の時代が!!(ドヤ顔)
表紙になれない「冴えない彼女」から漂う圧倒的ちゃんみお感!



●1
そもそもラノベに明るくないため、ラノベの定義は(詳しい方から見れば恐らく)曖昧です。何卒ご了承の程を。


●2
正確には、祥子様と令ちゃんの卒業(ハロー・グッバイ)までと某過去編(ステップ)を読了済。


●3
実は少し前、自分以外にも漫画好きな友人が1人、手術と入院をしておりまして。
入院中に同じ理由で、『ソードアート・オンライン』と『アクセル・ワールド』を全巻読破した模様。
ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫) アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)


●4
例えば今回のような漫画とラノベもそうかなと。


●5
日本全国、郵送は送料・返送料共に私持ちで対応させて頂きます!!
また、可能な限り、直接近場までお伺い致します!!!(切実)